ココロテラス:心理カウンセリング・キャリアコンサルティング大阪梅田[コーヒーが冷めないうちに]

愛情


アツアツのコーヒーが冷めるまで

適温で飲める時間はせいぜい約5分。


長い人生の中では

アッ

にも満たない

一瞬にも満たないかもしれない時間。

でも、

確実に人生が変わる瞬間が

僕らにはある。


人生が変わると感じるのは

間違いなく至福の時。


間違いなく迷いや苦しみの時だからこそ

変われることが出来る。


その迷いや苦しみの渦中から

救われるからこそ至福を感じる。


新しい未来を感じる。

とめどない希望を感じる。


その時に感じられる至福は、


その瞬間を捉えれた

自分自身への


愛や愛する気持ち。


そして、

その瞬間を感じさせてくれるのは、


一枚の絵画かもしれないし、

映画の一コマかもしれないし、

一片の小説の一行かもしれないし、

旅先の車窓から見る一瞬の景色

かもしれないし、

素敵なあの人が呟く

たったひと言かもしれない。


でも、

確実にそんな瞬間が

あることは間違いのない事実。


80歳まで生きたとして、

4200万分。


で、

もし残された時間が半分なら、

2100万分。


コーヒーが冷めるまでは5分。


つまり、


2100万分の内の5分


が味わえたなら、


それをもって


幸せと名づけてみたり、

至福と名づけてみたり、

愛と名づけてみたり、


各々が

自分が心から欲するものを

引き出しから引っ張り出し、

ただただその瞬間を感じきれば良い

のではないだろうか?


残りの

20,999,995分は

その5分の為だけに存在する。


そう定義すれば、

僕たちの明日からの生きる構えは


必然的に確実に変わっていく。


焦ることはなく、

不幸せを殊更に嘆く必要もなく、

ただただその瞬間を待てば良い。


コーヒーが冷める時間に出逢うため。