ココロテラス:心理カウンセリング・キャリアコンサルティング大阪梅田[恋愛が上手くいかないのは 1]

恋愛


あー。この人素敵だな〜。

お近づきになりたいな〜。

お話したいな〜。

もっと一緒にいたいな〜。

お付き合いしたいな〜。


でも、

振られたら嫌だし、

邪険にされたら傷つくし、

告白する勇気もないし、

きっと素敵なお相手がいるだろうし、

私に自信なんてとてもないし・・・


答えなんてその人じゃないと

決して分からないのに

僕たちは勝手に自らが自らの想像において

結論を出す。


どんだけ自分自分やね〜ん^_^


恋愛においては

これら自分の性格特性が

顕著で分かりやすいものですが、

得てしてこういう思考の場合、

対人関係全般的に、

自分の世界観を相手に勝手に当てはめて、

相手はきっとこうだ!

なんて捉えてしまうってことをよくしがち。

つまり、

恋愛に限らないってこと。

裏返せば

対人関係全般の括りの中に、

恋愛も含まれるってこと。


で、

恋愛においてってところに戻すと、

自分の中で勝手に想像し、

勝手に妄想し、勝手に解釈し、

傷つくことを回避する為に

相手を敢えて遠ざけたり、

ツンケンしたり、邪険にしたり、

わざと興味のないフリをして試してみたり、

挙げ句の果ては嫌ってみたり^_^

とかく、

自分の都合に相手を合わせようとする。


挙げ句の果てに嫌ってみたり

ってのは、

こんな苦しい気持ちの私のことをあなたは

全然分かってくれない!!

から、

プンプンする。


はい。

どんだけ自分自分やねーん^_^


意思表示も何もしない人の気持ちなんて

そりゃあ分からないでしょうし、

相手には何の責任もないあなたの世界を

相手の貴重な時間を割かせて

分かれ〜!!

って、

どれだけ横柄で横暴なんでしょう。


つまり、

自信がない

って本人は思っているけれど、

相手は自分のことをもっと知るべきだ。

って自信はある。

傷ついた私は大切にされるべき存在だと

勝手に相手に押しつけるっていう自信はある。

自信あるじゃない^_^


またそして、

相手は普通に誰もに対して同じように

接しているのだけれど、

自分は相手にとって特別な存在だと思い込み、

特別な存在が自らの中で展開して、

これまた拡大解釈を起こし

自分の気持ちをセーブ出来ずに

勝手にバーストする。

これまた

どんだけ自分自分やねーん^_^


恋愛は有史以来の

生存欲求であり、根源的なものだから、

自分自分で何も悪いことではない。

でも

どちらかと言えば、

根源的な本能のおもむくままに活動すれば

仲間との共存共栄はなくなり、

これほどまでに人類は繁栄しなかったで

あろうことは明白であり、

その本能を抑える為に

前頭前野は大きく発達したと言える。


そういう大局から恋愛というものを

見つめてみると、


恋愛を通じて対人関係を学んでいる


ってことを前提とすれば、

恋愛観も自ずと変わってきて、

行動も当然変わっていくものです。

続く)