生き方
よく子どもの頃に大人から、
人生は短いんだから、
うかうかしてちゃダメだ。
無駄にしてはダメだ。
なんて、
誰もが言われたんじゃないでしょうか^_^
大人になった私はつくづく思います。
短いのか長いのか?
それは終わってみなければ分からない。
そして、
うかうか生きても
無駄にしても
いいじゃない
ってね。^_^
まだまだ若輩者で、
僭越ではありますが、
私なりにってことにはなりますが、
これまで実に
様々な人々と出逢ってきました。
でも、
誰も、
うかうか
とか
無駄とか
の人生を生きてこられた。
もしくは、
生きている。
って人に出逢ったことがありません。
唯一、
うかうか
か
無駄か
は分かりませんが、
大切な色濃い思い出を携えて、
その鮮明な思い出に
浸りながら、
これからの人生を
生きていこうとしておられる
高齢者の方々にも沢山お逢いしました。
で、
私は感じたんです。
その色濃さや、大切な思い出が
例え、一瞬の経験であっても
人はそれだけで、
充分に生きていけるって。
唯一、
うかうか
か
無駄か
人はそういう形で表現する
かもしれないけれど、
それで生きていこうとするのも
いいじゃないってね。
でも逆に、
色濃い大切な思い出たちがないように感じ、
明日生きるのさえもメンドくさく、
早く逝ってしまいたいと願う
高齢者の方々にも
沢山出逢ったことも事実です。
でも、
介護に従事する方々の献身的な
心と身体のケアにより、
もう一度、人生を取り戻そうと
前向きに生きようと変わられる方々も
これまた沢山いらっしゃいます。
つまりは、
色濃い思い出を創れればいい。
それは例え、
一瞬でもね。
その後の
うかうか生きる
か
無駄に生きるかは自分次第。
でも、
色濃い大切な思い出があれば、
うかうかと無駄に暮らす
ってことも
それは、
高齢者の方に限ったことではなく、
私たち皆んなに許されている生き方ってね
そんな風に思えます。
色濃い思い出を創れるのは、
やはり経験から生じた行動が要、
それがもし、
現時点で無いのならば、
今からでも
ガムシャラに遮二無二に
それらを探して生きた方が良い^_^
それこそ、
うかうか、無駄のまま
この世を去るのが嫌ならね。
でも、
ガムシャラ、遮二無二に探しても、
そんな色濃い思い出となるものが、
見つかるとは限らないし、
できるとは限らない。
でも、
そのガムシャラ、遮二無二こそがね。
色濃い思い出となっている^_^
そんなご高齢のご婦人に、
そんな話をお聴かせ頂けた時、
爽やかさと共に、
涙がでました。
無茶苦茶、
その方から、
人生のお勉強をさせて頂きました。
その方から教わり、
私なりに理解したことが、
繰り返しますが、
うかうか、無駄に生きてよい。
ただし、
その為にやるべきことがあるでしょ
ってこと。
その聡明なご婦人は、
当時、100歳の方でした^_^
随分と可愛がって頂きましたし
今も感謝しています。
何故なら、
人間というものの深さというよりも、
深いようで、
実は
とてもシンプル
ってことが知れたので。
ご参考まで。