ココロテラス:心理カウンセリング・キャリアコンサルティング大阪梅田[情動]

生き方


情動

と言われるものがあります。

厳密には違いますが、

一般的には感情とされています。

あるものが、自分にとって好ましいか
好ましくないかというような
対象の価値判断にかかわる概念です。

特に私たちは、感情表出により

相手に気持ちを訴えようとする。

でも日本人は表現が乏しいし、

表現方法がおしとやかなので^_^

なかなか相手に伝わらない。


自分が今、どのような状況にあるかを
他者に知らせる機能を、
情報付与機能と言い、
喜びを共有したいや、自分が怒っているから
怖れを感じてねという感情誘発機能や、
更には、そのことによって、
相手に反応や行動を起こさせたいという
行為喚起機能があると言われています。

赤ちゃんが良い例ですね。

お腹が減って、ギャン泣きする。
ギャン泣きした時に、
周囲の人の表情を読み取り、
模倣することにより模倣した結果、
どんな出来事が起こったかを学習し、
適切な場面で適切に情動表出することを
手段として活用していく。


自分がニコニコしていたら、
周囲もニコニコ。
だから、自分が心地良く過ごしたければ
いつもニコニコ^_^
してれば良い。

逆に言えば、

私たち大人は、

赤ちゃん時代を忘れていて、
おまけに日本人ならではの
恥ずかしがりの引っ込み思案を
刷り込まれている。

だって、そう教育した方が、
扱う側は扱いやすいしね^_^

帰国子女の皆さんが苦労するのは
そんなとこ。


そんな機能は、
僕たち誰もが有しているもの。
その機能は、
退化しているわけでもなく、
忘れさられているものでもなく、
今日も明日も明後日も、
僕たちが有する機能。

今までは、

ひょっとしたら、
変にごまかしたり、
変に納得させているに
過ぎなかったとしたならば、

だから、溜まる。
溜まるから辛くなる。

を繰り返してきた。

でもね。

表現や表情は
一朝一夕には
なかなか難しかったとしても、

自分の為に、

言語でキチンと自分の状況を伝えようよ。


私たちが、
表現や表情が薄いということは、
同じ日本人同士だとしたら、
相手も薄い訳です。

だから、

私もそうであるように、

なかなか他者の情報付与機能を
上手くキャッチ出来ないとも言える。

つまり、

相手もそれに慣れている。

だから、

すれ違う。

すれ違いもの同士がすれ違っている^_^
かもしれないよ。


でも、

大人になって、
折角、様々な言語を獲得したんだからさ。

言おうよ。

キチンとさ。



特に、


怒っている。

不快だ。

悲しい。

辛い。

寂しい。


誰も分かってくれないのは、

分かろうしてくれていないのではなく、

ただ単に、
相手が、
分かろうと出来る機能自体が弱いのかも?
(感受性が薄いなんてよく言いますよね。)


それは、ひょっとして、

自分にも伝える機能が薄いかも?


つまり、

伝わっていないから分からない。

とも言えるってこと。


僕らには、

自分の情報を相手に知らせる機能がある。


赤ちゃんは、全ての人に。


でも、

大人である僕たちは?


全ての人じゃないよね^_^


愛する人や、

分かち合える人や、

大切な人ね。


だから、

逆に言えば、

それをお互い出来れば、

それをお互いに意識すれば、

益々深まっていく


ってこと。

まずは自分から^_^


ご参考まで。