人の話をよく聴きましょう。
なんて、
子どもの時に、
親や先生から
よく言われませんでした?
相手の言いたいことや
伝えたいことを聴く。
その聴くは、
へーへー、
ふんふん、
あーそう、
それで、
等と
勿論聞き流すのではなく、
何故
相手はそれを言いたのか?
や、
そう伝えたくさせているのは
何がそうさせているのか?
や、
その相手の
背景や、
状況や、
思考性や、
価値観や、
信念や、
想いや
感情や、
色々様々なものを
聴く
っていうこと。
人が人に
話をするってことは、
様々なニーズがあり、
聴き手は、
そのニーズを
まるで我がことのように
自分自身の内部に求め、
多分、そういうことなんだろうか
ということを相手に確認しながら
相手のそのニーズを汲み、
話すことによる心の潤いの量を
徐々に充たしていく。
その
飽くなき聴き手の懸命さが、
相手を尊重し、
その人格に敬意を払うことに繋がり、
(これが前提でもある)
相手は心を開き、
互いの関係性は深まっていく。
から、
例えば、アドバイスなどが
すんなりと受け入れられる
って事が起こる。
(聴いていないから
アドバイスが表面上の
ものとなり、
相手は受け入れない。)
この世の中で、
自分の話をそんなに真剣に聴いてくれる
ってことはとてつもなく少なく、
そんな聴いてくれる人は、
自分にとって、
とんでもなく貴重な財産であり
資源でもある。
そんな友人や知人を多く持つこと。
そして、
そんな人になりたいと思い行動すること。
名古屋の駅前で、
毎夜、
聞き屋
という兄ちゃんがいます。
(4年間続けているそう。
TV放送のドキュメンタリーを
YouTube上で見ましたから
今も続けているかは分かりません。)
その兄ちゃんは、
聞き屋を無料で行っています。
彼は最後にこう言いました。
そこが、居場所。
同じく、
毎夜話に来る兄ちゃんも言いました。
そこが、居場所。
様々な想いが交錯しましたが、
居場所は
自分で探すもの。
居場所は心の中にある。
ご参考まで
津村健司