· 

輝き

死別、離婚、失恋 …

とかく、
別れというものは
辛く悲しいものですね。

 

私たちが、
失うという

喪失感や

失った後に押し寄せる

虚無感を

感じるのは、


その人を失うということは
勿論のこと、
その輝かしい人の中に映る
輝いた自分自身を失うことを

感じるからかもしれません。

 

それは、

人(パートナーなど)との

別れに限らず、

環境、状況の変化

(退転職、異動、卒業、引っ越しなど)

によっても生じることがある。

 

いかに私たちにとって、

自分を映し出す対象が重要であるかを

改めて認識させるものが、

喪失感や虚無感の正体です。

 

だから、

人は、

 

喪失感や虚無感を

もう二度と感じたくないからこそ、

人に執着し、環境や状況に執着し、

自分を抑え込んだり、〇したりもする。

すると、

今度は、自分らしくではなく、

喪失感や虚無感を感じないが為の

ものだから、それが前提であるが故の

輝いていない、

輝けない自分をそこに映し出す。

 

結果、

 

大勢でいても孤独である

一緒にいても寂しい

その環境の中では個性を隠す

等となり、

喪失感や虚無感が再燃していく。

 

輝くには対象が必要である。

でも、

偽りの輝きは

自身の首を絞めていく。

 

では、どうしたら良いのかを

考えてみよう。

 

先ずは、

 

喪失感や虚無感を恐れずに生きよう。

(そんなものは当たり前のことである

ことを知る。)

 

そして、

 

自分自身が

どのような対象で輝いていたのか

輝けたのかを探り、

自己理解を深めよう。

(仮にすぐに見つからなくとも

焦らず急がず、

いずれ必ず誰もが輝くことと信じる。

少なくとも、

誰もに必ず来たる 死 というものは

私たちの

最期の輝きの瞬間でもあるのだから。

→対象は この世 という状況や環境や

その際に側にいてくれる人との別れ。)

 

自身の選択は全て、

自身の輝きを求めて

選択している。

輝きたいという動機づけが

無意識のうちに発動し、

私たちの選択を決めている。

 

やりたいことをやる。

やれることをやる。

 

やりたいことや

やれることがないと思うなら、

何もやらない。

 

人生は暇つぶし^^

 

そう捉えてごらんなさい。

 

何もやらないは、

なかなかに

暇を上手につぶせませんから^^

 

ということを

知ることが出来、

勝手に輝きを欲する内燃機関が

ジワジワと燃焼してくるものです。

 

それこそが、

 

自律性。

 

ご参考まで。

 

津村健司