私も含めて、
人っていうのは
とかく
劇的な変化
っていうのを
求めがちである。
自身の現状が
詰まっていたりすると
尚更である。
そこで、
無理に変化をする為に
あらゆる資源を外部に求め、
(それがきっかけとなる場合は
良いのだが)
形骸化された習慣だけを
取り入れようと躍起になるが、
結局定着できずに変化を諦めたり、
自身に失望や失敗という烙印を押す。
以前にも述べていますが、
失敗や失望は、
続けなかったから
起こるもの。
自分を信じて続けていれば、
どんなことだって、
程度の差こそあれ
失敗や失望はない。
何故なら、
変化しているから。
マイナス地点からにせよ、
ゼロ地点からにせよ、
変化を起こす行動
は、
必ずプラスの効果をもたらし、
自分自身に恩恵をもたらす。
その恩恵とは、
実績
である。
実績とは、
取組んだ過程における
自信
である。
自信
とは、
自己効力感という
やれば出来るという
自分自身への最大の財産(土台)
をもたらしてくれる。
世に言う
習うより慣れろ
というのは
まさに言い得て妙であり、
それを
変化
と呼ぶのであろうと思われる。
習うより慣れろ
の
慣れろは、
まさに
習慣
であり、
習慣は決して裏切らないもの。
(悪しき習慣も逆説的に含む。)
そして、
本題に戻すのだが、
習慣ということは、
日々であり、日常である
ということを鑑みると、
人に
劇的な変化
などはなく、
徐々に変化すべく
日常を
いかに全うしていけるか。
そこにかかってくるということを
肝に銘じる必要があろうかと
思われる。
体力、精神力、思考力、
ビジネス力、基礎的汎用力、
発想力、創意工夫力、問題把握力、
問題解決力、関係構築力・・・
様々な力(スキルとも言える)を
身につけましょうと世の中は
声高に叫びます。
個人の自律だ
フリーの時代だと
右に倣えの世の中です。
だから、
様々なスキル講座が
そこかしこに溢れ
(私の講座もその一つですね^^)
大きく変化したい人々を喚起する。
(大きく変化せざるを得ない
人々も含む)
でも、
殆どの人々は、
大きく変化
という結果だけに捉われて、
挫折し、疲弊し、
徒労感にうちひしがれる。
それは何故か?
それは、
前述のように、
自身が既に小さな変化をしている
ってことを
体感、実感出来ていないから
に他ならない。
ダイエット30キロ減
は、
最初、5グラム減から始まるもので
(知らんけど^^)
その5グラムが、
すでに変化であるからこそを知るべし。
だから、
途中、減らなくとも
諦めないないでいられる。
プラトー(高原現象)に
陥っても焦らないで行い続け、
ベースを創ったうえで
新たな知識等を増やしていく
等の創意工夫を織り混ぜながら
常を全うする。
その礎が、
自己効力感であり、
自分を信じるからこそである。
自己効力感
というある意味の
最大の財産(土台)を
身につけるには、
学びの秋
が最適かも。
何かを始めるのには
ホントに良い季節です。
コロナ禍も幸いなことに
ひと休止しそう。
途中で挫折したよな
とか、
失敗したよな
なんてものを
再開するにも良い季節です。
人が、
大きく変化を望むのは、
ひとえに、
自己効力感
を身につけたいからかも
知れませんね。
先ずは、
スタート(再スタート)を切る。
大切なことです。
変化が真に必要ならば、
どんなチャレンジにおいてもね。
ご参考まで。
津村健司