何事も率直に言う。
これ、
人間関係において、
とても重要だと思います。
勿論、
ズケズケと何でも言う
って意味ではなく、
必ず、
私はこう感じたので、
思ったので、
を前提に、
その人の人格や性質を
否定や非難するではなく、
その事象(出来事)に対しての
私の感じや想い、
思いを伝える。
例えば、
冬場の室内が
とても寒かったとします。
その室内を管理する人が、
一言、「寒くない?」って
聞けば良いのですが、
そんなことに気づかず
そのままだったとします。
100人くらい
(少人数でもいいですが^^)
のところで自己主張が
出来るかどうか。
「すいません、私少し寒いので
空調をいじってもらえますか?」
なんて、
大勢の前で言えるかどうか。
別段、言えたら偉いとか凄いとか^^
そんな話ではありません。
言えずにいることが、
我慢することを良しとすることが、
対人関係に響く
という話です。
言えないでいることは、
それで良し
と相手は思います。
我慢していることを
見透かされると、
ああ、
この人は我慢する人だから
まあ、我慢させとけば良い
なんて思うかもしれません。
つまりは、
どんな対人関係においても、
自己主張しなければ
伝わらないことが多いってこと。
それは即ち、
相手に対して嘘の自分で
接していることに繋がり、
嘘で接しているのだから、
そんな我慢を私にさせている
あなたは良くない人だ
なんてレッテル貼り
や
気遣いのない人だ的な
その人の人格や性質を
否定する方向に人は
舵を切りがちとなります。
で、
溜まりに溜まって、
怒りと変わり、
勝手に拗ねて
距離を置いてみたり、
怒りに任せて
非難してみたりであるとか、
陰で悪口をふれまわる
なんてことが起こります。
言わないと分からないんです。
自分が分かっている
自分が感じている
ことと他者は違う
ってことを私たちはよく理解する
ことが大切だと私は思います。
良かれと思ってしたことが
裏目に出るなんて、
誰しもが少なからず
経験しているはず。
※その考えや、
その想いが自分には分からない。
しっくりとこないなんて場合。
分からないから
しっくりこないから詳細に聴く。
聴くというのは、
あなたのことを
とても理解したいから聴く。
その本当の辛さやその本当の願いが
どんなものなのかを聴かないと、
本当の意味を理解しないと、
分かっていないのに
分かったふりを装って、
ただ会話を流しているのに過ぎなく
なります。
これ、
相手に対してとても失礼なこと。
(カウンセリングでは、これを
自己一致と言います。)
相手が自分とは
違う人であること
を認めるからこそ
自己主張をする。
相手の存在を
認める敬意です。
自己主張は、
他者を認めること
即ち、
同時に自身を認めること。
だから、
率直に(事象、出来事)に対しての
自身の想いや感じたことや意見を
言うことって、
とても大切です。
いや~
それとっても苦手って方^^
先ずは、
身近な人から練習してみることを
お勧めします。
旦那さんが帰ってきました。
「はあ、今日も疲れたわ~」
「お疲れ様!!」
「明日も早いからメシすぐな!!」
疲れてんのんお前だけちゃうねん(怒)
毎日毎日、自分のことばっかりで、
たまには私にお疲れ様のひとつも言えんか!!
このかいしょなし[甲斐性なし]が!!
ほんま、自分自分で性格最悪やな(怒)
そんなことやから娘にも嫌われんねん!!
を隠しながら、
「はいはい。今すぐやりますね^^」
さあ、
どう言って、伝えましょうか^^
こんな関係性があったとしましょう。
これ実は、
この関係だけではなく、
様々な関係にも派生しているのでは?
(様々な人間関係が
同じように展開されているのでは?)
だからしんどいのでは?
じゃあ、
何から練習しましょうか^^
いつ練習しましょうか?^^
どうやって練習しましょうか?^^
そして、
何のために練習しましょう?
ご参考まで。
津村健司