人生を楽しむ。
人生を愉しむ。
どちらも同じような
意味合いですが、
少しニュアンスは
違うようです。
私の理解が正しければ、
楽しむは、
受け身的な
ニュアンス。
誰からのの働きかけや
素晴らしい出来事が
生じた場合などの
自分自身の反応の結果。
一方
愉しむは、
自分から愉しみを見出す。
例えば苦難や、険しさが
あったとしても、
自ら能動的に
そのような状況下の中でも
何らかの愉しみを
見つけていくよう
自分自身に働きかける。
例えば、
①
嫌な仕事を引き受けて、
失敗も続き、叱責も受け、
もう嫌だ!
この仕事は全く楽しくない!!
②
嫌な仕事を引き受けて、
失敗もしたし、
叱責も受けたが、
そんな状況の中でも
何か自分が出来ることや
やれることが無いかを
懸命に探し、
心が折れそうに
なったけれど、
騙し騙し頑張って、
何とか踏ん張って
やってきた自分は、
とても回り道だし、
周りの人より進歩も遅く
不器用だけれども、
そんな自分が愉しく思える
から不思議。
きっと、
少しずつだが
出来ることや
やれることが増えてきて、
全てが失敗でもないし、
何でも怒られるでもないし、
げんに、褒められることや、
感謝されることもあるから、
あっ、そうか!!
少しずつでも
成長している自分自身を
私は愉しんでいるんだね^^
何事も楽しみを探す
よりも愉しもう。
②はかなり長いわ^^
なんて
突っ込まないでくださいね^^
人生はゲームなんて
よく言います。
暇つぶし
なんて言い方もする^^
人生が本当に
ゲームで暇つぶしならば、
楽しい環境(人・場・目的等)
を探すより、
ゲーム自体を愉しんだ方が
余程、暇つぶしになる。
だって、
ゲーム攻略ってさ、
失敗して、
で、
研究して、
実践して、
それでも挑んで、
で、
攻略出来て、
最期に
エンディングロールが出て、
達成感と、
充実感が得られるから
愉しいんでしょ。
そのゲームに出逢うという
楽しみと、
そのゲームを全うするという
愉しみと、
分けた方が、
もっと生きやすく
なるように思えますが
いかがでしょうか?
ご参考まで。
津村健司