まさか自分が・・・
なんて経験は
誰しも一度や二度は経験するもの。
でも、
たまたま
という何の合理性もない理屈で、
これからは、
私は大丈夫
と、
ついつい思ってしまう。
イソップ物語の
「羊飼いと狼」
の戒めのように、
(本来は、嘘をついてはいけません
っていう意味合いなのでしょうが)
危機に対する備えを
日頃からしておく必要がある。
正常性バイアスは、
自然災害が増えている昨今、
よく持ち出される論理ですが、
突然に鬱々としたり、
突然にやる気がなくなったり、
突然に虚無を感じたり、
私はそんなものとは無縁だと、
感じれば感じるほど、
そのギャップとの差異に
心が苦しめられてしまいます。
備われば憂いなし
とはよく言ったもので、
普段からネガティブ思考で備えよ
って意味ではなく、
自身のネガティブな思考や感情に
常に敏感に寄り添い、
それを認め、
その対処をその場その場で行い、
突然陥ってしまう大きな落とし穴に
対する耐性や抵抗力をつけておく
必要があるのではって、思います。
私は大丈夫ではないかも?
だから・・・しよう。
これも立派な自愛であり、
自己防衛力を身につける
最小限の智慧でしょう。
ご参考まで。
ココロテラス
津村健司