今のあなたの状態は? パート1
人にはそれぞれ
色
があると言う。
その色はそれぞれ違うし、
その時に置かれている状況や環境によって
変化していく。
心が上手く機能しない時、
イライラ、焦り、不安、悲しみ、
等が自動的に自らの内部でスイッチが入り、
その原因探しの為に思考をフル回転させる。
即ち、
赤
の状態。
一方、活動的に行動し、
前向きな感情や、楽しい感情が喚起され
興味関心が全身から湧き出してくる状態も
赤
赤にはプラスとマイナス面がある。
これは、
何れも交感神経が優位の状態だと言える。
その赤の状態が続いていくと、
プラスもマイナス面もであるが、
いつも、交感神経優位の状況なので、
心の疲労や消耗が起こり、
それを避ける為に
青
が灯る。
いわゆる
沈静化。
即ち、副交感神経優位の状態。
マイナス要素の赤の状態の場合、
その赤の原因探しである思考のフル回転を
止めるべく、行動を制限し、
思考を制止や停止する。
プラス面の赤に対しても同様に、
活性化した活動を続けていく
疲労の蓄積を避ける為に
行動を抑止、制止する。
何れも、
赤色
に対する対処方法として
私たちの身体(脳を含む)は
実に便利に機能する。
そこで、問題なのが、
マイナス面の赤に対処した青である
思考停止や活動制止が長引くと、
その長引いた状況を抜け出す為に
思考の活用だけがその手段であると
私たちは思っているので、
あれこれその思考を働かせる際、
間違い探しや正解探しや、
自身の性格や性質に起因したものだと
いった過度な思い込みから
自己否定に陥ったりして
沈静化の青
を更に深めた
深青
となっていく。
この深青の状態は、
やる気や、
興味や、
関心
を失わせ、
そこに留まらそうとする。
身体が我が身を護る為に。
色々思考をフルに使ったね。
色々思い苦しんだよね。
もう考えなくても良いんだよ。
休もうね。
の合図である。
しかし、
その深青の折角の機能を無にするべく、
無理矢理に
赤
の状態を作り出そうとして
無理に無理を重ね
心のバランス(身体のバランス)を
崩していく。
私は今、
青の状態。
それは、
赤の状態に対処した
私の身体の自動機能
と捉えることが有効です。
自分の今の色を知る。
赤なのか青なのか?
そして、
赤を認め、青も認め、
ありのままを認めていく。
赤のマイナス面が目立つ際は、
自重をし、
深青になりそうな際は、
内部に答えを探さない。
外部に原因を探さない。
特に、
内部である
自身の性格や性質といったものに
対して、
改善や改革や開発や反省といったものを
錦の御旗に掲げないこと。
その色の状態だ
ってことだけに心を集中させること。
更に、
いついかなる時も、
自身の身体は自身を
見事なまでにオートマティックに
護ってくれていることに感謝すること。
その機能が誰しもに備わっていることに
感謝すること。
そこに屁理屈はない^_^
私たちが風邪をひいたら
身体はどう対処してくれているのか?
自明である。
心も同じである。
次回は、
赤・青
に加えて、
大切な機能の色が
私たちにはもう一色あります。
その色についてをお伝えします。
ココロテラス
津村健司